ステンレス鋼線シャフト用

製品一覧

JIS G 4309ステンレス鋼線シャフト用

Stainless steel wires - Shaft

最終更新：2023.01.05

製品概要

シャフト用ステンレス鋼線に求められる品質は被削性、硬度、耐食性、非磁性など様々であり、またこれらの特性を併せ持つ材料の要求もあります。これらの要望に応える為に最適な鋼種を取り揃えています。

ステンレス本来の特性である耐食性を損なうことなく被削性を付加したのが快削ステンレス鋼線です。

JIS	メーカー規格	組成	性質と用途
SUS303	303	18Cr-8Ni-高S	304のSを増量し、被削性を向上。切削シャフト、ボルト類。
SUS303Cu	303Cu	18Cr-8Ni-3Cu-高Ｓ	303にCuを添加し被削性･耐食性･非磁性を改善。切削シャフト、ボルト類。
SUS416	416	13Cr-高S	410にSを添加、被削性を向上。切削シャフト、ナット類。
SUS430F	430F	18Cr-高S	430にSを添加、被削性を向上。切削シャフト、ナット類。
SUS420F	420F	13Cr-0.3C-高S	420にSを添加、被削性を付与。切削ピン、シャフト類。
SUS420F2	420F2	13Cr-0.3C-Pb	420にPbを添加、被削性を付与。切削ピン、シャフト類。
独自鋼種	303N	18Cr-8Ni-高S-N-Nb	303にNとNbを添加した、高強度非磁性の快削ステンレス鋼。
独自鋼種	DSR6F	20Cr-Mo-0.3C-Pb-Te	430FのCrを増量、Mo･Pb･Teを添加し、被削性と耐食性を大幅に改善。
独自鋼種	DSR20FD	13Cr-0.25S-Pb･Te	420FにPbとTeを添加、最高の被削性を有する。熱処理により高強度が得られる。Seフリー。精密シャフト用。